item10
item10 Vacation 2005

[ Home ] [ それからの家族のかたち part 1 ] [ それからの家族のかたち part 2 ] [ それからの、Part3 ]



8年ほど前に施工させていただいたT様邸。
ご自宅を骨董屋さんとして開放していらっしゃいます。
夏の暑さが残る頃お邪魔しました。
久しぶりの私たちの訪問に T 様ご夫妻はにこやかに出迎えてくださいました。

"おふたりへのインタビュー"

ここにお住いになっていますが 1 階、2 階共に店舗として開放しています。
古くて素敵なものが所狭しと並べられています。
「もっと素敵に並べたいんですけどね〜」と奥様はおっしゃいますが
とてもセンスよくモノたちが気持よく並んでいます。

「ここは私の場所」とでも言っているように。

自宅県店舗なので食事の後もキッチンはさっさと片付けてしまうんだとおっしゃっていました。そうではなくてもきっといつも手際よく片付けていらっしゃる方なのだと思います。

家の中をすっきり片付ける極意を伺ったような気がしました。
 

住みながらお店として家を見せる。
なんだかとても面白い発想ですね。


 

item14

店舗兼ご自宅の入り口
 

item13
item15
item16
item2

ご自分たちの生活の一部まで見せてしまう〜
潔いという気がします。

施工当時赤ちゃん猫だったココンちゃんはもう立派な大人猫になって
現れました。看板娘ならぬ「看板ネコ」です。
おっとりした歩きっぷりに幸せ感を漂わせて。
この家で愛情をタップリかけられて育ってきたというのがわかります。

この年はとても暑い夏でしたがエアコンは全く使っていないとの事。

風の通りみちが家の中にあるんですね。
健康のためにもあまりよくないエアコンを使わなくても夏を過ごせる
というのはありがたい事ですね。

確かに2階部分は1フロアになっており仕切りがありません。トイレのドア以外はドアというドアがないのです。襖さえも。
 

私たちはいわば家の箱を作りますが
そのあとは住む方の住み方しだい。

T 様はご自分たちが快適に過ごせるように
様々な工夫をしていらっしゃいます。

家のまん中あたりに階段があるのですが、階段下をお店のレジというよりお帳場という言葉がぴったり当てはまる場所をつくっていらっしゃいました。そこは奥様の定位置。居心地が良さそうに収まっていらっしゃいます。

最近履物を着られるそうで、なるほど着物姿でそこに座れば
お似合いに違いありません。

item17
item19
item5

2 階は天井を張らずに梁を見せた空間でお部屋を広く見せています。
 

このような暮らしが出来るのもお二人はたくさんの骨董品に囲まれながらも
とてもシンプルな生活をなさっているからではないでしょうか。
私物でも衣類や日用品はクローゼット一つでも間に合うのだそうです。

「何か一つ増やしたら、一つ減らす」
T 家のおごそかなルールなのだそうです。

なるほどこのいさぎよさ、ですからすっきりと住まわれているんですね。

お話を伺っている間にもお客様が一人、二人と訪ねてきます。
三崎の骨董屋さんとして定着され親しまれているご様子。

私たちも嬉しい限りです。

のんびりゆったりとご夫妻のお人柄のようにゆっくりと時間が流れているようでした。

 

  T様邸の施工事例はこちらから.

nice35
item21
item21

愛猫ココンちゃんを囲んた
にこやかなT様ご夫妻。

白い漆喰壁に柱や窓枠は古色塗料で塗装しています。

)2階の部屋を一望。  
お店の商品。
(右)窓の外の小さなベランダは箱庭風に。

玄関フローリングもいい具合に

コモハウス ComoHouse 〒239-0843 神奈川県横須賀市津久井2-3-2
TEL 0
46-839-2085 FAX 046-839-2086  E-mail : info@comohouse.com
Copyright (c)
comohouse 2011 All Rights Reserved.

rogorogorogo

梁をたっぷりみせてタ2階部分。ガラスの大きな棚が存在感にあふれています。

2階の和室コーナー
有名な日本画や古箪笥が美しい。

ご主人手作りのシェード

障子を閉めると

骨董品の数々