一階は以前は店舗でした。写真奥に階段があり、古家蘇生では階段はあらわしに、真中の鉄パイプの柱は撤去して4寸柱を三本新設。天井の梁もむき出しで古色塗料で拭きあげました。
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 何の変哲もない和室ですがこちらは大壁にして天井の梁を一部露出。手前の洋室床は不陸で暴れがすごかったのですが一階を補強し畳み仕上げで解消。壁は漆喰に顔料を混ぜています。
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 ニ階は全てスケルトン。柱を補強して、目だたない所に壁を新設して構造強度を確保しています。
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 取り壊し中のニ階の続き部屋。天井まで剥ぎ終わると剥き出しの山梁を一部補強して床はムクの西洋赤松に古色塗料をかけています。天井は米杉に久米蔵を雑巾がけ、そのうえからベンガラをまぶして塗布。埃と汗と塗料で真っ黒になりましたが、、
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 一階店舗は壁、天井まではがし、柱を数本補強で入れました。天井は昔の台所の名残で煤の跡が黒光りしてとても綺麗でした。写真奥の一段低い天井は米杉で仕上げています。
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